2017-09-05

Saratoga, CAのライブ(9/5)に行ってきました!

9/5にカルフォルニア州のサラトガで行われたウィンウッドライブに行ってきました!いや〜〜すごかったです。ライブ盤は素晴らしいできだけど、ライブはそれ以上に良かった。サプライズやおみやげ話もあります。乞うご期待!!とり急ぎセットリストを。詳細やレポは後日掲載します。

2017-09-05 Saratoga, CA
At Mountain Winery

前座:Lilly Winwood (19:30-20:00)  (guitar)

Steve Winwood
20:30-22:10

1. I'm a Man
2. Fly
3. At Times We Do Forget
4. Pearly Queen
5. Them Changes
6. Can't Find My Way Home
7. Had to Cry Today
8. The Low Spark of High Heeled Boys
9. Empty Pages
10. Light Up or Leave Me Alone
11. Higher Love *

Encore:
12. Dear Mr. Fantasy
13. Gimme Some Lovin' *

Steve Winwood: organ, guitar, vocals
Jose Neto: guitar
Paul Booth: saxophones, flute, keyboards, percussion, backing vocals
Richard Bailey: drums
Edwin Sanz: percussion
* w/ Lilly Winwood: backing vocals






2017-09-03

ライブ盤をようやく入手!秋のツアーも始まる

某オンラインショップで注文していたライブ盤がいつまでたっても発送される気配がしないので、試しに近くの店に行ってみたら、ウィンウッドのライブ盤のCDがちゃんと置いてありました!すぐにそれを買って、予約の方はキャンセルしました。。。

なんとなく予想はしていたけど、各曲の詳しいデータはなし。ストリーミングで聞く人も多いから、そういう情報をつける意味がないということなのでしょうか。。。後日オフィシャルサイトに出ることを望みます。
でも録音のデータは大雑把にはわかります。1枚目の曲すべてと2枚目の1−4は2006年かそれ以降。Disc2の5-8はThe Last Great Traffic Jam収録のものと同じなので1994年のトラフィック再結成ツアーから。Discの9-12は1997-1999のソロツアーからのものでしょう。まだきちんと聞けてないけど、2枚目のWhile you see a chanceとArc of a diverをすごく気にいってます。でも全体的にハイクオリティで演奏が充実してますね。

そして秋のツアーは9/1から始まっていて、主に西海岸を回っています。
それから最新インタビュー記事が出ました。なかなか掘り下げた質問をしていて充実しています。長年ツアーをしてきて、それを通して自分の曲を新たに蘇らせている、ということが印象に残りました。その結果が今回のライブ盤ということにもなるでしょう。ウィンウッドが常により良い変化を求めていることがわかります。

またこの記事で、ウィンウッドの若いころ多くのミュージシャンと共演したときの様子などを語っています。自分のバンドのブラジル人のギタリスト、Jose Netoを絶賛しています。彼と知り合ったのは、ジム・キャパルディの奥さん(ブラジル人)が皆をディナーに招待したからだそうだ。
マイルス・デイビスと出会ったことは残念ながらないが、彼の”On the Corner" と “In A Silent Way.” は自分に多くの影響を与えた、とのことです。具体的にどういう風に影響されたのか気になりますが。。。

それからこの記事のおしまいに、今回の秋のツアーのことが宣伝されているけれど、そこに ”New Traffic jam”とあり、冗談かと思ったけど、その下に ”Traffic, featuring Steve Winwood, in concert” とあるじゃないですか!この人はまだトラフィックがあると思っているんでしょうか??不思議なものです。

2017-09-01

ライブ盤はSpotifyやAmazon Musicで全曲聞けます!

ライブ盤は、自宅のステレオでじっくり聞いてからレビューしようかと考えて、気長に待つつもりだったのですが、twitterでspotifyですべて聞けると投稿がありました。実はamazon music(自分は30day FREE trialをしてみた)でも全曲すべて試聴可能です(*9/2追加:AppleMusicでも聞けるようになりました!)。。。結局誘惑に負けてしまい聞き始めました。一番気になってたのは2枚目の曲。

While you see a chance -- 実はこれのバージョンが気になってたんです。。。この曲のオリジナルはイントロのシンセが有名だけど、このギターバージョンは以前から好きでした。。。ここに収録のバージョンは1997-1999のツアーからでしょう。ギターバージョンは自分が観に行った1998年のバースデー・ライブでも披露してくれました(ライブレポ)。

Arc of a diver -- ホーンが入っているし、女性のバックボーカル(複数)があることから、前曲と同じく1997-1999のツアーからでしょう。スティーブはギターだと思います。ギターソロも 良くこのバージョンも気に入りました。

残りのFreedom Overspillと Roll With itもおそらく1997-1999のツアーからでしょう。

2017-08-31

Winwoodの待望のライブアルバムの発売まであと僅か

9/1発売のウィンウッドのソロライブアルバムまであと僅かです!米amazonをチェックしてみたら、なんと $8と破格の値段。それからこのCDはamazon のCDとLPのベストセラーにのっていて、現在3位です!なかなか健闘してます。(ところで私はオンラインで注文しているのですが、届くのに数日かかるようです。。。感想など載せるまでしばらくかかるでしょう。気長に待ちますが。)

この発売に関連して早くもアルバムのレビュー記事が出ました!好意的なレビューです。92と出ているのはスコアでしょうか。記事には、ウィンウッドは過去50年以上に渡って安定したライブ活動を続けていて円熟味が増した、聞いて満足できると書いてあります。

2017-08-13

ライブ盤のBack In The High Life Againが全部聞けます

Twitterなどに出たように、9月発売のウィンウッドのライブ盤から、Back in the high lifeが映像付きで聞けます!先月のEmpty Pagesに続き、クオリティの高い演奏&映像です。録音も良好ですね。Empty Pagesの映像は1分半のみだったけど、今回の映像は8分と長く、曲がすべて聞けるのもうれしい。この調子だと他にも映像付きの曲はもっとありそう。出し惜しみしないようにお願いしたいですが。。。



それからこのライブ映像に関するニュース記事にこの曲に関するウィンウッドのコメントが出ています。『Back in the high lifeはスペース・シャトルの宇宙飛行士をある朝起こすために使われたと聞いたことがある。。。』

そこでちょっと調べてみると、こんなページを発見!アメリカの宇宙飛行士を起こすために使われた曲の一覧がのってます。これによるとウィンウッドの曲は以下のように4回使われました。

8/3/91 “Back in the High Life” by Steve Winwood
11/24/96 “Roll With It” by Steve Winwood
2/15/97 “Higher Love” by Steve Winwood
12/1/2002 "Roll With It" by Steve Winwood

他のミュージシャンと比較すると、4回も使われたのは多い方です。ビートルズは16回もありますが、それ以外のミュージシャンは多くてせいぜい数回(Bruce Springsteenは6回、Rolling Stonesは5回)。マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーは1回も使われてません。クラプトンは1回のみ。

それから最初に挙げた記事でウィンウッドは、「マンドリンを使ったのはこの曲が初めて」と言ってますが、実際にはSlowdown Sundown(1980)が最初だと思います。この曲と言えば、クラプトンなどの豪華メンバーとやったARMSでの名演(1983)が思い出されます。マンドリンに加えてシンセのソロも見せてくれるので、見ごたえたっぷりです。

2017-07-22

ライブ盤のEmpty Pagesが聞けます

ウィンウッドのFB/Twitterにお知らせが出たように、9/1発売のライブ盤からEmpty Pagesが映像付きで聞くことができます!やはり厳選されただけあって、非常にクオリティの高い演奏です。それにこの映像も実にいいですね。
でも映像あるならDVDも出してほしいんだけどな。。。気が早いけど将来的にはDVD付きのデラックス・エディションを期待!

それからRelixに出た記事では、ウィンウッドがEmpty Pages(1970)の作曲のきっかけを語っています。『過去のツアーのことに思いを巡らせながらがら自宅近くの森を散歩していたところ、石につまずいて泥のなかに倒れてしまった。帰宅してから当時出たばかりのRMI(Rocky Mount Instruments)の電子ピアノ(この製品のウィキペディアのページにウィンウッドの名前があり。使用したのはモデル 300A)を弾いていたところ、歌詞とメロディーがすぐに出てきた。』確かにこの曲の歌詞には、mud(泥)という言葉が出てきます。気持ちが沈んでいたところから回復していく心情が表現されているのでしょうか。

それからこのライブ盤はamazonでも発売されます!twitter経由で教えてもらいました。

2017-07-19

イタリアからの熱狂は続く。。。

お伝えしたようにウィンウッドはヨーロッパツアーを7/17にイタリアで終えましたが、まだ現地の熱狂は続いています。最終公演のレビュー記事 (rockon.it)がもう一つでました。そしてそこからリンクしてあるこの写真のサイトがすごい!これほどクオリティの高い写真がしかも24枚も出てくるとは、、、それにダウンロードしやすいようになっている(笑)。ライブの雰囲気もよくわかります。演奏する方にとってもたまらないでしょう。この写真家から写真購入できればなぁ。

2017-07-18

Pordenone, Italy (7/17)

ヨーロッパツアー最終公演がイタリアのPordenone Blues Festivalで行われました。レビュー記事と写真20枚が出ています。これも本格的な記事です。ウィンウッドはイタリアで人気があるのでしょうか。


2017-07-17

Gardone Riviera, Italy (7/16)

7/16のイタリア公演のレビュー記事が3つもでました!現地の熱狂が伝わります。自動翻訳使って読んでみたところ、どれも好意的なレビューでした。

記事1、(コンサートのビデオニュースと写真18枚あり。イタリア語は分からないけど、雰囲気は伝わってくるような。)
記事2
記事3

Steve Winwood
2017-07-16 Gardone Riviera, Italy @Teatro Vittoriale

1. I'm a man
2. Fly
3. At Times We Do Forget
4. Pearly Queen
5. Them Changes
6. Can’t find my way home
7. Had to cry today
8. Light up
9. Higher Love
10. Low spark of high heeled boy.
11. Dear Mr Fantasy
12. Gimme some lovin

2017-07-15

JazzOpen Stuttgart (7/14)

ウィンウッドはヨーロッパ・ツアーの真っ最中。7/14にドイツの JazzOpen Stuttgartで行われたライブの情報が出ました。(この会場は4年前のツアーでも演奏しました。)

Steve Winwood
2017-07-14 Schlossplatz Stuttgart

JazzOpen Stuttgart 2017

Setlist:
01 -I'm a Man
02- Them Changes
03- Can't Find My Way Home
04- Had to Cry Today
05- Low Spark of High Heeled Boys
06- Empty Pages
07- Higher Love

Encore:
08- Dear Mr. Fantasy
09- Gimme Some Lovin'

このライブの写真(25枚)です。あごひげを剃ってあるので若々しく見えます。こちらはyoutubeのビデオ。アンコール2曲の演奏です。ポール・ブースの所にはサックス3種にフルート、キーボードが置いてありますね。ちなみにリリーはこのツアーに参加していない模様。

2017-07-06

ヨーロッパ・ツアーが開始

ウィンウッドのヨーロッパ・ソロツアーが7/4に始まりました(ツアーの日程)。ヨーロッパ・ツアーは2013年以来4年ぶり

初日の7/4 Bristol, UK (Colston Hall)のライブのレビュー記事が出ています。かなり好意的です。

[追加] 7/5のロンドン公演のレビュー記事です。


2017-07-05

『Greatest Hits Live』の日本語のニュース記事

billboard-japan.comに9/1発売のライブ盤のニュースが出ました!自分が参照した記事の日本語訳だと思います。ぜひどうぞ。

2017-07-04

ライブ盤:Greatest Hits Liveの発売は9/1

お知らせが遅れましたが、オフィシャルサイトやFBなどでアナウンスされているように、ウィンウッドのライブ盤 『Greatest Hits Live』の発売は9/1になりました。2CDまたは4LPでの発売ですが、iTunesやamazonなどでダウンロードもできます(Donsanov様情報ありがとう)。秋のUSツアーの開始(9/1)に合わせて発売です。でもウィンウッドのライブ会場はそんなに大きくないので、これを聞いてライブに来たくなってもチケットはすでに売り切れという状況でしょう。でもライブ会場でこれを売り出せば売れそうですね。

ライブ盤の発売に関するインタビュー記事も出ています。スティーブのコメントは『長年にわたって行われた自分のパフォーマンスやファンのリアクションが思い起こされるので、ライブ盤が発売されるのを嬉しく思っている。ライブ盤は、ファンが自分のライブで経験した心地よい記憶を思い起こさせてくれる記念品のようになることを望んでいる。』

2017-07-01

BBC Radio 2で、Higher Loveなど4曲をライブ生演奏!

Steve Winwoodは先週6/30にBBC Radio 2のChris Evans Breakfast Showに出演しました。FBに出たように、ここでスティーブは娘のリリーとHigher Loveのデュエットをやりました。オリジナルとは違うけど、聞いて心地良い演奏ですね。Steve はYamaha mx49のシンセを弾いています。

ちなみにこのビデオをよく見るとリリーの左後ろにマンドリンらしきものがありますよね!それにアコギもおいてあります。ということは。。。

この番組を全部収録した音源がBBCのウェブサイトにあるのでさっそく聞いてみました。そしたら司会者のクリスさんが『スティーブ、まず初めに何を弾いてくれますか?』て聞いてるじゃないですか?これは期待できそう。higher loveを演奏し、それが終わったら今度はアコギソロによるCan’t find my way home。ギターもボーカルも最高!69歳の年齢でこの演奏/ボーカルはすごい。そして次はお待ちかねの Back in the high life. スティーブのマンドリンがとてもクリアに聞けます。こういう形での演奏は珍しい。キーボードは誰か不明だけどリリーでしょうか(*)。そしてこの3時間の番組の締めにもう一曲、マービン・ゲイのWhat’s going on 。スティーブは今までにこの曲をやったことはないような気がする。。。(この曲を弾く直前に、ライブ盤が9/1に発売になることとイギリスでのライブの宣伝が番組スタッフによってアナウンスされた。) 

Chris Evans Breakfast Show(BBC Radio 2)
0. 2:02:23 (Steveが番組に登場)
1. 2:03:08--2:06:48 Higher Love(SW: keyb/Vo; Lilly Winwood: Vo)
2. 2:22:55--2:26:10 Can’t find my way home (SW : ag/Vo)
3. 2:48:28--2:52:30 Back in the high life (SW: Mandolin/Vo;  keyb by Lilly?)
4. 2:57:50--3:01:00 What's Going On (by Marvin Gaye) (SW: ag, Vo)

4曲やったわけだが、ギター、キーボード、マンドリンとスティーブの魅力がたっぷり出てますね。

(*)この演奏直後に、リリーが曲の感想を求められていることから推測すると、彼女は弾いてなかった可能性があり。キーボードの音源を同時に流してソロで演奏したのかも?

Winwoodの最新インタビュー&最新情報

ウィンウッドのFBにいろいろ情報が出てきましたね。今まで静かだったのが急に賑やかになった感じ。全て書くのは時間がかかるので、まずはこの話題から。

billboard.comにウィンウッドの最新インタビュー記事が出ました!今年9/1に発売予定のライブ盤、ツアー、そして進行中の極秘プロジェクトなどを語っています。

[ライブ盤]
『自分にとって、昔のアルバムの曲を新しいバージョンで演奏して蘇させるのが実に面白い。そしてリスナーの皆さんもそう感じてくれるのを望んでいる。(バンドでベースパートをオルガンで演奏していることに関して)そうすることによって演奏に自由なスペースが生まれる。またベースを自分がやることによって、バンド全体をコントロールできる。ベースラインはとてもシンプルなので、他の楽器の演奏がより自由になる。特にリズムギターが重要になってくる。とてもラッキーなことに、Jose Neto (ジョゼ・ネト)のギターは、ジミヘンとジミー・ペイジ、それにブラジルのハーモニーとリズムを合わせ持っている。』



この記事中にyoutubeへのリンクがあり、ライブ盤収録予定のCan't Find My Way Homeが聞けます!


[ツアー]
今年はアメリカ東海岸のツアーをすでに行い、ヨーロッパツアーが来週7/4から始まる。またこの秋はアメリカ西海岸でツアー。そしてこの記事によれば、来年2月にアメリカ中西部でツアーと書いてあります!今年から来年にかけてかなりアクティブですね!ツアーの期間に関しては、『年齢もあるので1回につき3−4週間が限度。だけど14歳から演奏し続けているし、これからも演奏していきたい。』

[進行中の極秘プロジェクト]
『実は自分はEDM (エレクトロニック・ダンス・ミュージック(*) )にとても興味がある。多くのミュージシャンはEDMに関心を示していないようだが、自分はそれにとても可能性を感じている。また一部の人たちは良いEDMの音楽を作っている。若いミュージシャンたちが多くのジャンルの音楽を混ぜ合わせた複雑なEDM音楽を作っているのは、老けたミュージシャンが理解できないようなものを作りたいからかもしれないが、自分がこれを学んでいくうちに次第に興味が湧いてきた。このプロジェクトはずっと続いているが、まだ何も決まっていない。だけどツアー中は忙しいので、これに集中することは出来ない。』

録音しているのかどうかは書いてないけど、現状ではこのプロジェクトよりもツアーを優先させたいのかもしれません。


(*)ウィキペディアによれば、EDMとは『シンセサイザーやシーケンサーを用い、主にクラブないしは音楽を中心にすえるエンターテインメントの場において、その場の人々を踊らせるという目的のもと作られたダンスミュージックのこと』とあるので、ウィンウッドの今までの音楽とは全く異なるものなのでしょう。来年70歳になるミュージシャンが作るEDMに期待しましょう!

[参考]
過去のインタビューでもウィンウッドがEDM関連のことに触れています。
2014-07-01 Winwoodの最新インタビュー
2010-06-03 Winwood、今後の音楽活動を語る

2017-05-27

Gregg Allman

ウィンウッドが尊敬するミュージシャン、Gregg Allmanが本日(5/27)お亡くなりになりました。ご冥福をお祈りします。ウィンウッドのオフィシャルサイトにスティーブのコメントが出ていて、彼の業績をたたえています。ウィンウッドは2013年の夏にAllman Brothersとジョイントツアーをしました。当時Steveは彼らのステージにも登場して、I found a Love, The Weight でボーカルをとりました。youtubeにそれらのビデオがありますね。

Live盤の発売は??

Donsanovさんから教えていただきました(情報サンクス!)。
ウィンウッドのウェブサイト、facebook, twitterからライブ盤の情報が消えてますね。。。どうなったのでしょうか? 復活するといいのですが。。。

2017-05-19

DC公演 (5/1) のレビュー記事

5/1のDC公演(Warner Theater)のかなり本格的なレビュー記事です。写真がたくさんあるのでライブの雰囲気も分かりますね。
Winwoodのボーカルの良さは未だに失われていない、と書いてあります。前座を務めた娘さんのリリーはもちろん、会場には息子さんのCal君も来ていたそうです。

2017-05-12

東海岸ツアーが終了

スティーブ、Happy Birthday!!

東海岸ツアーは5/10に無事終了。結局セットリストは毎回同じだったみたいです。前座は娘さんのLilly Winwood(Vo, g)のソロのステージ。彼女はスティーブのセットにも登場して、Higher LoveとGimme Some Lovinでバックボーカルをしました。スティーブのステージに女性のバックボーカルが加わるのは近年全然なかったので新鮮でした(90年代のJunction 7のツアー以来)。youtubeに今回のツアーのビデオがたくさん上がっていますね。最終日のNashville, TNでの演奏は、スティーブの地元(本拠地はイギリスだが、奥さんがナッシュビル出身)なので、ファミリーや親戚などもライブに来たのだろうか。ちなみにリリーは2011年にイギリスからナッシュビルに拠点を移したそうだ。

ところで、Lilly Winwoodは1995年生まれでまだ21歳。。。従って彼女は父Steveの80年代の活躍を生では体験していないのだ!1997年のJunction 7を当時2歳の子供が聞いたかは分からないが、名作About Time(2003)の時は8歳なのでリアルタイムで聞いていたかもしれない。ところで彼女のビデオインタビューによると、一番のお気に入りのアーチストは、レッド・ツェッペリン。またギターの他にチェロやピアノもやるそうだ。それから上のビデオの最後に、彼女はとっておきの特技を披露しています。音楽とは関係ないけどこれをステージ上でやったら受けるのに。。。スティーブのような一流ミュージシャンが父親なのでプレッシャーがあると思うけど、自分らしさを出してこれからもがんばってほしいです。

2017-05-10

Steve WinwoodのLive盤が急遽予約開始!

ウィンウッドのツアーが今日(5/10)終わった、ということを書こうと思ったら別のニュースが飛び込んできました!久々のホットな話題です。

ウィンウッドのライブ盤が9月に発売予定で、オフィシャルサイトですでに予約開始になりました。CDは2枚組、LPなら4枚組です。ウィンウッドのライブ演奏はクオリティが高いので、これは期待できるでしょう。2003年から今年まで15年連続でツアーをしているので、膨大な数の録音があるはずで、その中から厳選したということでしょう(ライブ盤製作の話が最初に明らかになったのは、2016年1月でした)。自分が実際に観たライブの演奏だったら超ラッキーだけどその確率は低いかな。また9月のアメリカ西海岸ツアーに合わせて発売するということでしょうかね。

Greatest Hits Live - full tracklist:

CD1
1. I’m A Man
2. Them Changes
3. Fly
4. Can’t Find My Way Home
5. Had To Cry Today
6. Low Spark of High Heeled Boys
7. Empty Pages
8. Back In The High Life Again
9. Higher Love
10. Dear Mr Fantasy
11. Gimme Some Lovin

CD2
1. Rainmaker
2. Pearly Queen
3. Glad
4. Why Can’t We Live Together
5. 40,000 Headmen
6. Walking In The Wind
7. Medicated Goo
8. John Barleycorn
9. While You See A Chance
10 Arc Of A Diver
11 Freedom Overspill
12 Roll With It

曲の詳しいデータは明らかになっていないけど、CD1は現在あるいは近年のセットリストと酷似しているので、ここ数年のライブからの演奏かもしれません。
CD2の1-7は近年演奏されていない曲が多いですが、2003年以降のライブでやったことはあります。8-12は今世紀に入ってから(ソロでは)演奏してないと思うので、これらは90'または80'年代のライブ録音かもしれません。ひとつ気になるのは8のJohn Barleycornで、これは今までソロのライブではやったことがないと思うのですが。。。ひょっとして、2012年にやったこのビデオ演奏のことでしょうか?

2017-05-06

Salamanca, NY(4/29)のレビュー記事

4/29にSalamanca, NYで行われたウィンウッドのライブのレビュー記事が出ました。好意的なレビューです。

『68歳の高齢にも関わらず、ボーカルは昔と変わらずハイレベルのパフォーマンスでファンを魅了した。カジノの会場だったにも関わらず、10歳以下の子供を連れた家族連れの観客も見られた。ウィンウッドにとって、ステージ上こそが一番心地よく感じられる場所のようだ。』

ちなみに今回のツアーのセットリストは今のところ毎回同じみたいです。。。変化があればうれしいのですが。

また前座のLilly Winwoodのレビュー記事も同時に出ています。書いた人も同じです。Lillyは父のツアーに同行して、自身のデビューシングル(Silver Stage)のプロモート中。素質があるのが十分に分かる、活躍を期待したい、と結んでいます。

2017-04-25

Winwoodのインタビュー

ウィンウッドの最新インタビュー記事が出ました。でも大したことを語っていませんが。。。記事によると、今回のツアーでは娘さんのLilly Winwoodが前座だそうです。記事中に最新情報などはなく、基本的にいつも語っているようなことしか言ってません。でもひとつだけ面白い話がのってました。『何年前だったかライブ終了後ある人に、いいコンサートだったのにどうしてライブ最後の曲(Gimme Some Lovin')がブルース・ブラザーズのカバーだったのか、と聞かれてなかなか愉快だと思った。それがSpencer Davis Groupの曲だと知らない人は多くいるのかもしれない。』

今回のツアーが始まってからもう数公演終わっているのに、オフィシャルのfacebookなどに最新情報が出ませんね。以前と違って担当の人がいないのでしょうか。。。

2017-04-24

2017 Steve Winwood 東海岸ツアーのセットリスト

4/21 The Beacon Theatre, New York, NY
4/22 Tower Theater, Upper Darby, PA

1. Back in the High Life Again
2. Pearly Queen
3. I’m a Man
4. Fly
5. Them Changes (Buddy Miles cover)
6. Can't Find My Way Home
7. Had to Cry Today
8. Low Spark of High Heeled Boys
9. Empty Pages
10. Light Up or Leave Me Alone
11. Higher Love (with Lilly Winwood)

Encore:
12. Dear Mr. Fantasy
13. Gimme Some Lovin' (with Lilly Winwood)


Steve Winwood: Hammond organ, mandolin, guitar, vocals
José Neto: Guitar
Paul Booth: Saxophones, flute, keyboards, vocals
Richard Bailey: Dums
Edwin Sanz: Percussion
Lilly Winwood: Backing vocals (Higher Love and Gimme Some Lovin’)

Back in the high lifeがオープニングとは珍しい。この曲は近年ライブであまりやりませんでした。末娘のLilly WinwoodがHigher LoveとGimme Some Lovin'に参加しています。またパーカッションは新メンバーのEdwin Sanzです。


2017-04-19

Had To Cry Todayのレコーディング秘話

The Great British recording studios / Howard Massey著という本を図書館で見つけました。1950-80年代のイギリスのレコーディングスタジオの状況を詳細に記録してあります。紙質もよく、昔の写真も見ごたえがあります。当時の録音やスタジオに興味のある方はぜひどうぞ。

ウィンウッドが使用したスタジオもいくつかのっています。Olympic Studio (Traffic, Blind Faith), Island Studio (Traffic, Go), Basing Street Studio (Winwood solo)。この本にBlind FaithやGoの録音に関する話が出ています。また、ウィンウッドのファーストアルバムで使われたIsland Mobileの詳細も出ています。自分は録音機材等には詳しくないので、この本の重要性が十分理解できないのが残念ですが。。。

でもBlind Faith(1969)のHad To Cry Todayの録音エピソードは面白かったです。この曲はクラプトンとウィンウッドのギターバトルが印象的。録音エンジニアのAlan O’Duffy氏によれば、この曲は9分近くと長いので、録音で何かエキサイティング効果を出したかった。エコーなどいろいろやってみたが満足いく出来ではなかった。そこで、ちょうどハンドヘルドのマイクで楽器のスピーカーから出る全体音を拾っていたので、曲の一部でそのマイクを頭上でぐるぐる回してみた。そしてそれを聞いてみたら意外にもエキサイティングだったのでその部分を挿入した(6:41から6:51まで)。音もぐるぐる回っていますね。録音でしか出せない技でしょう。

Had To Cry Today (by Blind Faith)



2017-04-10

今年のヨーロッパツアー(夏)とUSA西海岸ツアー(秋)

もうすぐ 4/20から5/10までウィンウッドのアメリカ東海岸ツアーが始まります。

それから、ウィンウッドはFBなどで小出しにしているけど、今年のその他のツアーの情報も上がってきています。オフィシャルのイベントページbestclassicbands.comに出た情報をまとめました。

Steve Winwood: Solo Tour (Europe),  Summer 2017

2017-07-04 Bristol, UK @ Colston Hall
2017-07-05 London, UK @ Hammersmith Apollo
2017-07-07 Rotterdam, Holland @ North Sea Jazz Festival [追加]
2017-07-08 Brugge, Belgium @ Cactus Festival [追加]
2017-07-11 Zurich, Switzerland @ Kaufleuten
2017-07-12 Munich, Germany @ Tollwood Festival
2017-07-14 Stuttgart, Germany @ Jazzopen Stuttgart
2017-07-16 Gardone Riviera, Italy @ Teatro Vittoriale 
2017-07-17 Pordenone, Italy @ Pordenone Blues Festival

Steve Winwood: Solo Tour (USA), Fall 2017

2017-09-01 Santa Ynez, CA @ Chumash Casino [追加]
2017-09-02 Indio, CA @ Fantasy Springs Resort & Casino [追加]
2017-09-03 Reno, NV @ Grand Sierra Resort [追加]
2017-09-05 Saratoga, CA @ The Mountain Winery
2017-09-06 Oakland, CA @ Fox Theater [追加]
2017-09-08 Woodinville, WA @ Chateau Ste Michelle Winery
2017-09-09 Goldendale, WA @ Maryhill Winery
2017-09-11 Santa Rosa, CA @ Luther Burbank Center for the Arts [追加]
2017-09-13 Los Angeles, CA @ Hollywood Bowl (w/ Mavis Staples)
2017-09-14 San Diego, CA @ Humphreys Concerts By The Bay
2017-09-16 Denver, CO @ Ellie Caulkins Opera House [追加]
2017-09-17 Telluride, CO @ Telluride Blues & Brews Festival
2017-09-19 Irving, TX @ The Pavilion at Irving Music Factory
2017-09-20 Austin, TX @ Austin City Limits Live at The Moody Theater [追加]
2017-09-21 Sugar Land, TX @ Smart Financial Centre [追加]
2017-09-23 Hartford, CT @ Xfinity Theatre [追加]
2017-09-24 Wantagh, NY @ Jones Beach Amphitheatre [追加]

両方とも日程に余裕があるので、まだ追加がありそうです。ヨーロッパツアーは4年ぶり(前回のツアー2013年)、また秋のアメリカツアーは西海岸中心ですね。

jambase.com に追加情報が出ました!
zumic.comに追加情報が出ました!

9/23, 9/24は東海岸です!

2017-04-03

Chuck BerryとSteve Winwood (続編)

さらに情報が出てきたので、追加の記事です。
実は自分が持っている本により良い情報がのってました!The Rock and Roll Hall of Fame -- The first 25 yearsの本です。チャックベリーのジャムセッションでは以下の曲が演奏されました。リハや事前の計画はされてなかったそうなので、ほぼその場の思いつき?で進行していったようです。前回書いたRoll over Beethoven とReelin' and Rockin' に加えて以下の曲が演奏されました。ウィンウッドがこの全てに参加したのかはわかりませんが。

・Jonny B Goode (winwoodはBilly Joel, Neil Young, Keith Richardsとともにバックボーカル)
・Whole lot of shakin’ going on
Gimme Some Lovin’ (もちろんWinwoodがオルガン、他の参加ミュージシャンはChuck Berry, Neil Young, Keith Richards, Billy joel, Jerry Lee Lewis)

そして最後に
・Proud Mary (ほぼ全員が参加)

ここでやったGimme Some Lovin’に関しては、ギタリストが多く参加しているのでどういう演奏になったか興味津々です。この曲は当時TV放映されなかったのか?もし映像に残されていたなら出てこないものか。。。リハなしのジャムセッションが本当だとすると、この曲のようにオルガンがメインの曲でギターが多く加わるというのはどういう感じなのか。この3年前に行われた1983年のARMSコンサートでこの曲をやったときはクラプトンらがギターで参加したけれど、当時そのバージョンがどれほど知られていたのか分からない。スペンサー・デイビス・グループのバージョンが基本なのかもしれない。それにしてもこのジャムセッションは殿堂入りした人たちを祝うために行ったと思うけど、なぜこの曲をやることにしたのか、その 辺りの経緯も興味がある。

2017-03-23

Chuck BerryとSteve Winwood

前回書いた記事に一部間違いがあったこともあり、補足訂正のため今回改めて関連事項をのせます。

1986年のロック殿堂式典で、スティーブとChuck Berryが共演した2曲はRoll over BeethovenとReelin' and Rockin'でした。
両曲ともRock & Roll Hall of Fameのyoutube公式チャンネルで見れますが、ロック殿堂のオフィシャルDVD(*注)には前者しか収録されていません。またDVD収録のRoll Over Beethovenはyoutubeバージョンと比べて映像がかなり異なっているのが不思議(演奏は同じですが)。でもこれを逆に利用して、両方を同時にプレイさせて見ると迫力が増してなかなか面白いです!Winwoodはこの曲でオルガン、その隣でBilly Joelがピアノを弾いています。

Reelin’ & Rockin’ではなんとBilly Joelがオルガン!winwoodはピアノ。そしてビリーのオルガンソロにびっくり。youtube映像をよく見ると、曲のはじめに二人がなにやら話していて、その直後二人の場所が入れ替わったのがわかります。おそらくビリーがスティーブにお願いして実現したのでしょう。でもひょっとしてビリーはこのジャムセッションでオルガンソロがあることを事前に知っていたのか? 両曲でスティーブが目立つところが全然なかったのが残念。他のミュージシャンのエキサイティングな振る舞いとは正反対に、スティーブがつまらなそうにプレイしているのが気になる。。。彼が少年のころ、『チャック・ベリーが好きだ』と言ったことがきっかけで学校を退学したぐらいだから、もっと楽しんで演奏してもらいたかった。

(*注)
このRRHOFのDVDシリーズはかなり多くのバージョンが発売されていて、混乱してしまいます。自分が2009年に買った黒の3枚組にはTrafficの殿堂スピーチやファンタジーの演奏などが入っている。だがその後別の3枚組DVD(Legendsバージョン、パッケージは白)を買ったのはTrafficのFeelin’ Alright(2004)や上に書いたChuck Berryとの共演映像に加えて、Winwoodが行ったJames Brownの殿堂入りのスピーチ(1986年)が収録されているからだ。スピーチが苦手なスティーブだが、ここではニコニコとしていて、短いながらも精一杯彼の業績を讃えています。

ちなみに1986年の殿堂式典にはかなりの豪華メンバーが集まっていますが、それはこの時が記念すべき第一回目の式典だったからです。

2017-03-18

Chuck Berry

チャック・ベリーが3/18にお亡くなりになりました。心よりご冥福を申し上げます。

ウィンウッドは1986年のロック殿堂式典で、彼と同じステージに立ちました。演奏したのはRoll Over BeethovenとReelin' and Rockin'で、前者の演奏はかなり有名です。これに関しては過去に詳しく書いたので、以下をどうぞ。

まだまだ続く、ロック殿堂の話題(2016-01-31)
1986年のロック殿堂授与式(2016-01-21)

2017-02-11

Trafficとソロのプラチナ/ゴールドディスクが発売

Facebookなどで先日発表されたように、ウィンウッドのオフィシャルストアのサイトで、トラフィックとソロのアルバム3つ(Arc of a Diver, Shoot Out At the Fantasy Factory, John Barleycorn)のプラチナ/ゴールドディスクが発売になってます。なかなかいい見栄えです。でもJohn Barleycorn Must Dieはオリジナルの曲に加えて、ボーナストラックが2曲入っているのがちょっと不思議。作るときにチェックしなかったのか?

それからこのディスクにはArcの当時の発売日が12/31だと書いてありますが、これは本当でしょうか??気になったのでちょっと調べてみました。自分にとってこのアルバムは夏をイメージするので、真冬に発売されたというのはちょっとひっかかる。。。ちなみにamazonでは1980年の1/1、wikipediaではページによって7/1や12/31, SW facebookでは12/31とバラバラです。。。
ビルボードの当時のアルバムチャートをチェックすると(*)、1981年の1/17にアルバムが186位でチャートに初登場しています。(ちなみに4/18に最高位3位を記録。また同じ日にシングルチャートで While you see a chanceが最高位7位を記録。)また、NY Timesに出た当時のアルバムレビュー記事(1981-01-21)には、イギリスでは「今月初め」、アメリカでは「先週」アルバムがリリースされたとあります。このアルバムの発売が1981年と明記されているのはどこにも見たことがないし、とりあえず発売年が1980だと信じるならば、発売日はイギリスで1980年の12/31だったとするのが最も信憑性がありそうです。。。

(*)ビルボードのサイトは今回初めて使ってみたけど、当時の状況がわかってなかなか面白いと感じました。

2017-01-07

今年2017年は、、、

去年はBack in the high life (1986)の30周年と先日書いたけど、今年2017年はTrafficのファーストアルバム Mr. Fantasy (1967)の50周年、またソロのファーストアルバム Steve Winwood (1977)の40周年となっています。40年間でソロアルバム9枚とはやはり少ないですね。。。

これらのアルバムに関することは以前いろいろ書いたので、参考にのせておきます。
TrafficのMr Fantasy (1967)とJimmy Miller
Traffic (1967)の貴重なライブ映像

ファーストアルバム Steve Winwood(1977)のレコーディング詳細と秘話

2017-01-01

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。