2008-03-29
エリック・クラプトンの自伝が日本で発売予定
2008-03-22
Performing Songwriter誌のインタビュー記事
日本では入手困難な雑誌でしょうからひとつだけネタバレすると、スティーブは12年ぐらい前(Junction 7のアルバムのリリース一年前)に複数の著名なジャズオルガン奏者のライブに行き、オルガンの頭上のバルコニーから覗き込み、彼らがどういう風にオルガンのベースパートを弾いているのかじっくり観察をしたそうです。そしてコツをつかんで、『これなら自分も練習すればできる!』と思ったそうです。そしてその 成果がご存知About Timeのアルバム、というわけです。ジャンクション 7からアバウト・タイムのリリースまで6年もかかったのはこんなところにも理由があるのかもしれませんね。それにしてもロックの世界ではオルガンの第一人 者のウィンウッドが、そういう風に観察をしている様を思い浮かべてみるとなかなか興味深いものがあります。だれか実際に目撃した人はいないですかね〜。
2008-03-17
2008-03-15
ウィンウッドの最新インタビュー
Nine LivesはAbout Timeの続編にするつもりだったが、結果としてまったく異なるアルバムになったそうだ。アルバムに収録の"Fly," "Hungry Man," "Secrets," "At Times We Forget" そして "Other Shore" はバンドのジャムセッションから生まれた曲だとのこと。それから記事によるとウィンウッドは先月のMSGライブのDVDの発売を示唆しているのも興味深 い。また今夏の全米ツアーでは前座ではあるが1時間のステージをやるようだ。どれも非常に楽しみである。
Georgia On My Mind
Georgiaの前に弾かれたECの演奏と比べると拍手の数からいってウィンウッドの圧勝である!だけどもちろん勝ち負けは問題ではない。ウィンウッドはレイ・チャールズから大きな影響を受けたので、これは彼のお気に入りの曲であろう。またECの自伝にも書いて あるように、これは40年前にクラプトンがイギリスのクラブでスティーブの演奏を聞いて感激した曲でもあるので、彼にとってもこの曲は思い出深いであろ う。でもウィンウッドがこの曲を演奏したことはSDG以来今まであっただろうか。なぜ今回この曲をやることにしたのだろうか。。。ひょっとしてクラプトン がこの曲をリクエストしたのかな、と思いたくなる。もしそうならこの演奏に一番感激したのは袖で聞いていたクラプトンその人かもしれない。いずれにせよ、 二人とも40年前のことに思いを巡らせたであろう。
2008-03-09
MSGライブのその後
コンサートが終わってからもウィンウッドはずっとNYに滞在していたのだろうか。ライブ翌週の3/4にNYでNine Livesのリスニング・パーティーなるものが開催されてウィンウッドも出席したとのことだ。写真とコメントはこちら。その1、その2。その3。MSGの歴史的ライブが終わって、次のビッグイベントはもちろん4/29発売予定のニューアルバムだ!
[3/29 補足:上のリンク先にのっているファイアバードのギターに関しては、fatpowerさんがご自身のブログ(2008-03-11)で詳しく解説されています。それからこちらの記事によれば、このギター(WinwoodがTraffic時代に使っていたギターのレプリカ)はギブソンからのプレゼントだそうです!]
2008-03-01
ウィンウッドとクラプトンの共演コンサート(全3公演)が終了
Monday 25 February, 2008
Steve Winwood - hammond organ, guitar, piano, vocals
Eric Clapton - guitar, vocals
Chris Stainton - keyboards
Willie Weeks - bass
Ian Thomas - drums
01. Had To Cry Today
02. Low Down
03. Forever Man
04. Them Changes
05. Sleeping In The Ground
06. Presence Of The Lord
07. Glad
08. Well Alright
09. Double Trouble
10. Pearly Queen
11. Tell The Truth
12. No Face, No Name, and No Number
13. After Midnight
14. Split Decision
15. Ramblin On My Mind (EC solo acoustic)
16. Georgia On My Mind (SW solo hammond organ)
17. Little Wing
18. Voodoo Chile
19. Can't Find My Way Home
20. Dear Mr Fantasy
Encore:
21. Crossroads
NYのMadison Square Gardenで行われたスティーヴ・ウィンウッドとエリック・クラプトンによる共演コンサート (2/25,26,28)が終了しました。見に行けなかったのは残念だったけど、その代わりに2/25日と26日のフル音源をさっそくゲットして今週は ずっと楽しんでました。ウィンウッドはオルガン、ギターに加えて5、7、8などでピアノを弾いてます。彼のピアノ演奏は久しぶりですね。今回のバンドには パーカッションやホーンがないし、それにウィンウッドのソロの曲にはギターとキーボードの両方が目立つ曲は少ないので、どの曲をやるのか興味津々だったけ ど、そこで出てきたのがSplit Decision(Back in the high lifeのアルバムではJoe Walshのギターをフィーチャーしている)。これにはなるほど、と感心してしまいました。オルガンソロで弾かれたGeorgiaは感動ものです。 Spencer Davis Group時代の演奏(SDGのライブDVDに収録)を思い出してしまう。Voodoo Chileも両者の演奏が素晴らしい。ちなみにウィンウッドによるこの曲の演奏はAbout TimeのExpanded EditionとDual Discに 収録されています。ファンタジーをやったのは意外だと思った。さすがにブラインドフェイスの曲は盛り上がりがすごいです。ウィンウッドはThem ChangesやTell The Truthなどでもボーカルをとってます。YouTubeにはこのコンサートの映像がたくさん上がってますね。ちなみに26、28日のセットリストもこの 日とほぼ同じでした。全3公演の詳しい情報は http://www.whereseric.com/tour/special-gigs/ に出ています。ウィンウッドのオフィシャルサイトにもそのうち出るでしょう。